一歩踏み出す勇気と覚悟を持てばワクワクする世界が現れる
旅は始まりましたが、一歩を踏み出す勇気がなかなか持てず、憧ればかりが募る毎日。
再び【世間の目】という悪魔が現れ、私の手を離さないようにずっと監視をされてる状態。
たぶん普通の人なら世間の目は天使に見えるんでしょうが、私は違う風に捉えてました。
悪魔を振り払うには相当時間がかかりました。
周りと同じように大学を卒業してちゃんと就職していい会社に入るのが日本の現状やし、学校でそうやって教えて育てられてきたから。
大学卒業=就職が当たり前の世の中から道を外れることが怖かったし、敷かれたレールの上を降りれない自分との葛藤でした。
当時は大学3年から就活が始まり、早い子は3年の夏には決まってて、4年の春〜夏には決まってないと結構やばい状態。
大学4年の春、行きたい企業の書類選考で落ち、途方に暮れてました。根拠のない自信でなぜか絶対受かると思ってた私は人生のドン底に突き落とされ、一寸先は闇の世界に引き込まれました。
そんな時に出会った一筋の光。
ずっと心に隠し続けた感情が溢れ出し、未来への希望へと変えてくれました。
悪魔と戦う毎日でしたが、ある日悪魔を切り離す出来事が。
自分と同じ立場にいて、悪魔と真正面から向き合い立ち向かおうとしている女の子と出会い、私の中で積み重ねてきた常識やルールが、鏡のようにパリーンって割れた音がした。
戦ってるのは自分だけじゃないと思った瞬間、長年心に住みついた悪魔がふわっと消えたんだ。
そこから何を言われても自分のやりたいことを貫き通すという決断をして、覚悟を決めました。
それからの日々は、未来が楽しみでしょうがなくて、ワクワクが溢れる毎日。
物事が上手く進んで行くのが目に見えて分かるようになった。
批判や反対をされて心が少し折れそうにもなったけど、それでも挑戦したい、自分を変えたいって思いは変わらず胸の中に秘めていたかな。
でもそれ以上にワクワクが最高点に達してたのが大きくて、批判や反対なんてどうでも良かったのも事実。
もちろん、ワクワクと不安はいつも隣合わせだったけん、怖い部分もあったけど、まだ見ぬ世界を知りたいって気持ちが勝ってました。
そしてついに憧れは現実へと変わり、長年の夢を叶える瞬間がやってきました。
一歩踏み出すのは怖いし勇気が伴うけど、そこを乗り越えられないとまた同じ場面で同じ壁が目の前に現れる。
それを逃げ続けるのも一つの道だし、立ち向かって乗り越えて行くのも一つの道。
正解なんて後で振り返っても分かんないけど、それでも今の自分が一番ワクワクする決断をしていきたい。